日本言語政策学会第27回研究大会
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2025年6月7日(土)8日(日)、日本言語政策学会第27回研究大会を神奈川大学にて開催いたします。
今回は大会テーマを「言語政策研究に求められるアクティビズムを考える」としました。
初日プログラムでは、川崎市ふれあい館の崔江以子氏をお迎えし、差別のない社会の実現を目指したアクションを通して条例の成立に繋げられたお話をうかがいます。それを受けてシンポジウムでは、現地の方々と共に活動され、実践研究を通して論文や本を精力的に刊行されている3人の方々をお迎えします。それぞれの方が考える「アクティビズムとは何か」についてうかがい、その上で、パネリスト間での意見交換をふまえ、会場参加者のみなさんと、今後の言語政策への課題と展望について考え、アクションプランの策定と実行につなげる契機としたいと思います。
今回も、Wip(Work in progress/practice)セッション、グループ単位のパネル発表、口頭発表、ポスターセッションを行います。
プログラム概要は以下のとおりです。
詳細はHPをご参照ください。学会HP https://jalp.jp/wp/
順次HPと会員メーリングリストにて更新して参ります。
多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。
プログラム
6月7日(土)
午前:WIPセッション
総会・発表賞等受賞式
午後:基調講演 + シンポジウム
懇親会
■基調講演:
川崎市ふれあい館 崔江以子氏
「差別のない社会の実現へ。前へ、前へ、ともにー川越市差別のない人権尊重のまちづくり条例」の成立まで
■シンポジウム
登壇者
藤田ラウンド幸世氏(大東文化大学)
「消滅危機言語の言語教育政策を問う:宮古島をはじめとする南琉球の琉球諸語の実践例から」
山本直子氏(東洋英和学院大学)
「移民の言語環境と社会的困難ー言語政策は孤立を解消できるのか?」
下地ローレンス吉孝氏(立命館大学・カリフォルニア大学バークレー校)
「単一民族」化の社会編成とミックスレイスの社会運動
6月8日(日)
■募集区分:一般発表、ポスター、パネルセッション
■応募締切:2025年3月31日(月) *以下の申し込みフォームからお願いします。
https://forms.gle/MkKMqfBfgT6EiGUH9
■募集区分:一般発表、ポスター、パネルセッション、Wipセッション
【留意点】
今年度のWiPセッションは対面で行います。大会プログラムには、WiPセッションの発表題目および発表者氏名・所属を記載しますが、発表予稿の掲載はありません。ただし、当日各種の方法により発表者が準備した発表資料や論文を配布することは構いません。
WiPセッションでの発表は当学会での発表業績としては認められませんので、ご承知ください。
大会高実行委員長 源邦彦(神奈川大学)
日本言語政策学会第27回研究大会委員長岡本能里子(東京国際大学)
■お問い合わせ:日本言語政策学会大会委員会
(jalp.taikai@gmail.com)